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Ernsting’s familyがCentric SoftwareのPLMサポートを活用

ドイツとオーストリアの繊維小売業界で、衣料品、ランジェリー、アクセサリ、ホーム&ライフスタイル製品を販売する大手クロスチャネル企業

「 CentricのCAMSチームには、とても手厚くサポートしてもらっており、何か問題があればすぐに対応してもらえます。必要な時に必要なサポートが受けられる、それが最大のメリットだと思います! 」 — Jyrina Volmer, Ernsting’s family 商品開発ITコーディネーター、ソフトウェア技術マネージャ

課題

  • プロセスが最適化できていない
  • 社内に技術系のPLM担当者がいない
  • 自社製の製品データ管理システムを使用
  • C8を既存のIT環境に統合する必要があった

業績

  • プロセスを最適化
  • 業界のベストプラクティスを活用したCentric PLMのサポート
  • ビジネスと商品開発に集中できる環境に
  • PLMを他システムとシームレスに連携

「PLM のIT担当としての役割に加え、何百もの顧客や導入経験から得たCentricの知識や経験、そして専門知識を有効活用できます」

Ernsting’s familyの商品開発ITコーディネーター兼ソフトウェア技術マネージャ、Jyrina Volmer氏は、Centricアプリケーションマネジメントサービス(Centric Application Management Services、CAMS₎の本質的な役割について「当社では戦略的に、PLMに関するITサポートにCAMSを利用するという判断を行いました。ソフトウェア技術部門がPLMの専門知識を習得することもできましたが、それには多くの時間を要するので、Centric CAMSのサポートが提供してくれるサービスは、当社にとって非常に重要なのです」と話します。

Ernsting’s familyでは、自社で開発した製品データ管理システムを使っており、そのシステムは何年間も十分にその役割を果たしてきましたが、一部の部門はシステム化できていない状態でした。現在では、デザインから商品開発、カテゴリ管理、品質保証、調達まで、商品開発のワークフロー全体が連携しています。Ernsting’s familyはどのようにプロセスを最適化したのでしょうか?

PLMソリューションの選定

Ernsting’s familyは、Kurt Ernsting氏が1967年に本社があるドイツのコースフェルトで創業し、その後ドイツの繊維小売業界で最大規模のクロスチャネル企業に成長しました。ファミリー向けの衣料品、ランジェリー、アクセサリ、ホーム&ライフスタイル製品を取り扱い、ドイツとオーストリアにある1,900を超える店舗とオンラインストアで、7ブランドの商品を手頃な価格で販売しています。

以前使用していた製品データ管理(PDM₎システムは、商品開発プロセス全体をカバーできておらず、デザイン、技術設計、品質保証の作業には別のシステムを、フィッティング開発の作業には別のファイルサーバーを使用しており、商品の情報が分散している状態でした。コレクション数が増えるにつれて、ワークフロー全体を見える化し、サプライヤーを含むすべての部門が使える新しいシステムが必要な状態になりました。Volmer氏は「商品開発からカテゴリ管理、技術設計、調達までプロセス全体で新しいアプローチが必要でした 」と話します。そこで、Centric PLMを自社開発のPDMシステムに連携し、既存のIT環境に統合することが課題となりました。

ビジネスの急激な成長をサポートし、すべての関係者間の連携を強化して、品質プロセスを厳格化し、データの重複をなくして、コレクションのデザインや開発に集中して取り組むために、Ernsting’s familyは2017年にCentricの導を決定しました。

CAMSで社内外のプロセスを最適化

2017年にCentric PLMを導入した後、Ernsting’s familyはCentric Softwareとのパートナーシップをさらに一歩進めることを決定しました。社内でPLM技術サポート部門を用意したくなかったErnsting’s familyは、各企業の要件に合わせて対応できるCentricアプリケーションマネジメントサービス (CAMS₎を活用することにしました。CAMSは、コンサルティングやCentric PLMの設定に関する専門知識、業界のベストプラクティスを提供し、企業ごとに異なる働き方や特別なニーズに対応するためのサービスで、特に企業(とその業務プロセスや関連会社₎が時を経て成長する中で、有効活用できます。

社内ではビジネスプロセスとコンサルティングに注力し、技術サポートをCentricの CAMSサポートに依頼しています」と話します。

プロジェクトを円滑に進めるために、Ernsting’s familyは週次でミーティングを開催することにしました。Volmer氏は「昨年は最適化のワークショップを開催して、業務プロセス上の問題をすべて洗い出しました。それをCentricの CAMSチームと一緒に分析して検討し、解決策を導き出していきました」 と話します。その後も戦略的な取組みとして、週次のミーティングを継続してきました。「今年も毎週コンサルティングの時間を設けて、各部門が抱えている疑問をすべて確認しており、問題があったり、新しいアプローチが必要な場合は、それについて話し合っています。サポートのチケットをすべて確認して、進捗状況や次のアクションについて話し合い、問題が大きくなる前に効率的に解決できるようにしています。すぐに使える機能を備えたソリューションを導入した当社にとっては、毎週の電話会議はとても重要です」

高い専門知識を備え、Ernsting’s familyのビジネスプロセスを熟知しているCAMSチームは、PLMに関するビジネスや業務上の問合せにいつでも対応できるように準備しています。ハイレベルにカスタマイズされたサービスだからこそ、安心して任せることができるのです。

ビジネスに集中できる環境に

CAMSチームのサポートを受け、Ernsting’s familyはワークフローを最適化しました。社内で技術的な問題に対応する必要がなくなったことで、本来の業務に注力できるようになりました。

Centric CAMSのサポートによって、Ernsting’s familyでは日々PLMをとてもスムーズに運用できています。Volmer氏はCAMSチームについて「とても効率的に仕事を進められています。Centric CAMSのチームには、とても手厚くサポートしてもらっていると感じており、何か問題があればすぐに回答をもらえます。必要な時に必要なサポートが受けられる、それが最大のメリットだと思います!」と語ります。

CAMSは、可能な限りすべてを最適化することで、Centric PLMを最も効率的に活用する方法を提案しています。各部門から日々寄せられる問合せへの対応や、新機能を活用した品質の向上に加え、プランニングやスケジュール管理を改善して、導入前にシステムを事前にテストすることも可能になります。導入は可能な限り夜間や週末に実施することで、商品開発作業の中断を防止し、商品化のスケジュールに影響を与えないように配慮しています。

未来に立ち向かうための真のパートナーシップ

Ernsting’s familyでは、Centric CAMSのチームへのユーザーからの評価も高く、CAMSを利用するという決断が功を奏しました。 CAMSのサポートによって、市場のニーズに対応するための業務に、より集中して取り組めるようになったのです。

CAMSの価値は、同様の環境で類似した課題を抱える企業で数多くの導入を成功させてきたCentricが持つノウハウや専門知識を活用できるところにあります。様々な状況で導入を成功させてきたCentricは、各種ベストプラクティスを熟知しており、CentricとErnsting’s familyのパートナーシップは、今後何年にも渡って両社に利益をもたらしてくれます。Volmer氏は「Centric CAMSは当社のチームの一員だと考えています」と話しています。

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