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GymsharkがCentric PLMでデザインの生産性を30%向上

スポーツウェア大手企業のGymsharkが、Centricの「アウトオブボックス」ソリューションを導入によって情報の一元管理を徹底、デザインの生産性を大幅に向上

デザインの生産性が30% 向上
リモートワークを100% 導入

「 PLMで直接作業することで、ライブラリにすべての画像を保存することができます。以前は正式な保存場所がなかったので、仕様書に画像を添付することができませんでした 」 — Justine McCarthy氏, 開発部門ディレクタ at Gymshark

課題

  • 組織の急激な成長
  • バージョン管理の問題が発生
  • 最新の情報探しに時間がかかる
  • サプライチェーンの状況がわからない

業績

  • デザインの生産性が30%向上
  • チーム間のシームレスなコミュニケーション
  • ヒューマンエラーの劇的な減少
  • リモートワークを完全にサポート
  • 俊敏かつ的確な意思決定

Gymsharkの PLMジャーニー

スポーツウェア大手のGymsharkは急成長を遂げたため、部門間において複数のドキュメントで同時に作業することによる遅れやミスが多発するリスクにさらされました。しかし、Centric Software®の最先端PLMシステムを導入したことにより、Gymsharkでは情報の一元管理が可能となり、チーム間のシームレスなコミュニケーションと、ヒューマンエラーを劇的に削減することに成功しました

Centric PLM™を導入する前は、古いやり方で業務を行っており、大量のExcelファイルを使っていましたが、ビジネスが急激に成長する中で一貫性を保ち、どのファイルが最新版なのかを把握するのが、どんどん難しくなっていきました」

スポーツウェア大手Gymsharkの開発部門ダイレクターJustine McCarthy氏は、製品ライフサイクル管理(PLM)プロジェクトを実施する前は、Excelなどを使って効率の悪い古いやり方で業務を行っていたと話します。

ビジネスが急激に成長する中で、様々な部門が複数のファイルを同時に使うことで、ミスや遅延が発生するリスクにさらされ、最新の情報を見つけ出す作業に時間を費やすことで、無駄が発生しアジャイルに対応できない状況になっていました。

しかしCentric Software®のナンバーワンPLMを導入し情報を一元管理することで、Gymsharkは大きなメリットを享受できました。部門間での作業やコミュニケーションをシームレスに進め、人為的なミスを大幅に削減することができたのです

Gymsharkでは2020年1月にCentric Softwareとグローバル分析を開始し、3月にPLMのトレーニングを開始した頃に、イギリスがロックダウンになったため、トレーニングやテスト、フェーズ1の導入はすべてリモートで行われました。

GymsharkはCentric PLMのジャーニーをどのように進めたのでしょうか?

前例なき成長への対応

2016年にSunday TimesのFast Track 100にノミネートされ、イギリス、香港、モーリシャスにある商品部門の人数は、2年間で44人から125人まで増えました。15のオンラインストアで消費者へ直販を行うGymsharkの顧客数は、世界180ヶ国で400万人に達し、ソーシャルメディアは1250万人がフォローしています。

変化と新システムを受け入れる社風

デジタルネイティブでテクノロジーに精通した若い社員が多いGymsharkでは、従来の古い働き方からPLMへの移行は問題なくスムーズに進みました。PLMプロジェクトのおかげで、働き方を最適化できたと語る開発部門長のAnnalisa Savio氏は、社内では新システムの採用に抵抗はなかったと話します。

「PLMを何か特別なものとしておそれるのではなく、“よし、かかってこい!”という雰囲気でした。そしてみんなより多くのことができるようになることを望んでいました」

McCarthy氏は「同じ業界の人と話すと、PLM導入は社内に大きな変化をもたらすので、その変化に対応するためにある程度のストレスが発生するようですが、当社では従業員のポジティブなマインドセットと最適なタイミングで導入を進められたことで、“PLMの導入は会社にとって今すぐ行うべきこと。どうすれば最速で進められるだろうか?”と考えることができました」と語ります。

リモートワークをサポート

Gymsharkは、2020年1月にCentric PLMの導入を決定しましたが、導入フェーズにさしかかった数ヶ月後に、イギリス全土でロックダウンとなりました。トレーニングやテスト、フェーズ1の導入はすべてリモートワークで家で働きながら行われ、今ではリモートワークに何の支障もない状態になったとSavio氏は話します。

「最初は、ロックダウンの中でどうやって導入を進めるのかイメージがわかず、遅延や延期が発生するかと思っていましたが、チームの強い意志と高いモチベーションのおかげで、導入を進めることができました。次のシーズンでまた大量のExcelに翻弄されるのはもう嫌だという想いが、プロジェクトを進める原動力になりました」

商品に触ったりフィッティングや計測を行う商品部門が、リモートで対応するには課題がありましたが、多くのプロジェクトでリモートワークはメリットになります。例えばGymsharkでは、PLMを導入したことで、より簡単に本来の作業に集中して取り組むことができるようになり、仕様書の作成にかかる時間を短縮することができました。

McCarthy氏は「今後はリモートワークとオフィスでの作業を両立する形になると思います。パンデミックによって、企業は柔軟に対応することで何ができるのかに目を向けるようになりました。もしまたロックダウンでリモートワークになっても、PLMがあれば容易に情報を共有することができます」と話します。

「当社では、パンデミックの中でもPLMを利用することで“仕事のやりさすさ”を感じています。リモートワーク中もみんなが同じシステムを使って協業できるので、とても便利です」

生産性の向上

Gymsharkでは、商品の機能性に大きな役割を果たす素材において、一番大きな悩みを抱えていました。しかし、McCarthy氏は素材部門長と話す中で、Centric PLMの導入前と比較して、30%も業務が効率化されていることに気づきました。

Gymsharkでは、商品の機能性に大きな役割を果たす素材において、一番大きな悩みを抱えていました。しかし、McCarthy氏は素材部門長と話す中で、Centric PLMの導入前と比較して、30%も業務が効率化されていることに気づきました。

「ラブディップ(染色)プロセスに問題があったので、ライブラリを用意して、プロセス全体をスピードアップすることが優先事項でした。最も複雑なプロセスを抱える素材部門長が、社内でPLMを推奨してくれていました」

PLMでクリエイティブな力を強化

「以前はデザイン画が更新されると、最新バージョンがどこに保存されているのかを見つけ出す必要があり、ストレスになっていました。さらに決定事項をみんなに確認するために、多くの時間とエネルギーを費やす必要がありました」 とMcCarthy氏は述べています。

Adobe IllustratorやPhotoshopを使ってクリエイティブな作業を行うデザイナーは、通常はPLMのような新システムを使いたがらない傾向がありますが、GymsharkではデザイナーがCentric PLMを活用することで大きなメリットがあったとSavio氏は話します

「PLMで直接作業することで、ライブラリにすべての画像を保存することができます。以前は正式な保存場所がなかったので、仕様書に画像を添付することができませんでした」

McCarthy氏は次のように続けます。「今ではすべての部門で業務がシームレスに進むようになりました。決定事項は何なのか?作成者は誰か?最終結果はどうなったのか?という質問が飛び交うこともありません。デザイナーは本来のクリエイティブな作業に集中して取り組むことができるようになりました」

無駄のないスマートなビジネス

Gymsharkが、数あるPLMの中からCentric PLMを選んだ理由は、導入後すぐに使えることでした。その点を重視していたGymsharkは、多くの有名企業での導入実績があるCentricに大きな信頼を寄せていました。

「当社のような新しい企業にとっては、一からシステムを作り上げるよりも、Centricのようなリーダーの意見を取り入れるほうが有益です」とSavio氏は話します。

McCarthy氏は「パンデミックによって、この先どうなるのか誰にも予測できなくなり、すべての業界が新しい次元に進むことになりました。その時々の状況にどう対応するかが、勝負の分かれ目です。Centric PLMのおかげで、より無駄のないスマートなビジネスを行うことに目を向けることができました」と締めくくります。

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