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28 4月, 2022     この記事は 7 分で読めます

PLMで家電業界での新製品開発の進化に対応

イノベーションが求められる家電業界では、新製品開発(NPD)がビジネスの成長を支える中心的存在です。消費者向けのビジネスでは常にイノベーションが求められていますが、家電ブランドではいかに早くイノベーションを進め、消費者のニーズやトレンドに合わせてテクノロジーを正しい方向で活用できるかに、ブランドの生き残りがかかっています。

イノベーションの定義は各家電ブランドによって異なり、具体的にどのような行動に移すのかも、ブランドによって様々です。 企業規模や対象製品も、イノベーションを測るための要因となります。イノベーションを“市場の変化にすばやく対応する力”と捉える企業もあれば、“トレンドをリードするポジション”と考える企業もあります。またそうではなく、“まだ市場にない魅力的な製品を生み出すこと”や、“規模を拡大すること”と設定している企業もあり、考え方はそれぞれです。

家電ブランドが成功を収めるためには、ユーザエクスペリエンス、デザイン、ブランドイメージ、価格帯など様々な要素を考慮する必要があり、1つの製品で多くの要素を管理するためには、新製品導入(NPI)やNPDをサポートする製品ライフサイクル管理(PLM)システムが必要です。

Centric PLM™は、家電ブランドが売上データやコミュニケーション、ファイル、サプライチェーン情報など様々なデータをまとめて一元管理するためのプラットフォームです。ビジネスの成長のためのイノベーションをサポートするCentric PLMの活用方法について、詳細をご覧ください。

1.製品開発の情報を一元管理

NPIとNPDには変更がつきもので、技術部門からデザイナ、マーケティングまで各部門からのインプットが必要です。これは多くの部門が同時に様々な業務に商品データを使っていることを意味しています。

各部門で動きがある中で、データの精度は簡単に低下し、データを失ってしまうこともあります。だからこそ、PLMで様々なデータを一元管理し、全部門がアクセスできるようにすることが重要です。

財務計画を作成したり、品ぞろえの穴を見つけたり、競合の分析を活用したり、特定の製品の開発や強化をコミットしたり、すべてをPLMで行うことができます。統一した形式のデータを使って、すべてを1ヶ所にまとめてシームレスに管理することが可能になります。

リモートワークが続き、従業員が世界中に散らばる中で、情報やシステム、人をつなげて、リアルタイムに一元管理するPLMは、デジタルコラボレーションもサポートします。

情報がリアルタイムに更新されるので、いつでもどこからでも常に精度の高い最新情報が手に入り、クラウド上で協業することで、大量のスプレッドシートを使った業務にさよならすることができます。

PLM helps New Product Development for Consumer Electronics

2. 消費者のニーズに対応した製品を効率的に管理

家電製品の神髄は、マザーボードやバッテリーではありません。ファッションと同様に、トレンドに対応したデザインも重視されます。たとえ最先端のテクノロジーを使っていても、消費者をインスパイヤして使ってみたいと思わせるためには、デザインの要素が必要です。iPhoneがいい例で、実際に初のスマートフォンを開発したのはNokiaであったにも関わらず、デジタルコミュニケーションに革命を起こしたとされたのは、iPhoneのほうでした。NokiaにはiPhoneのようなデザイン、使いやすさ、マーケティング要素がなかったことで、広く普及することはありませんでした。家電には、実用性だけでなく機能とデザインの両方が求められています。

技術面にフォーカスしたPLMは、部品表(BOM)の管理やワークフローの最適化は得意ですが、開発の実用性に特化しています。Centric PLMを使えば、より直感的にデザインを管理することができ、例えば色の展開が5種類あるヘッドホンを作る場合を例に挙げると、他のPLMでは色が違うだけのヘッドホンを5種類作成する必要がありますが、Centric PLMでは1種類のヘッドホンで色のオプションを5種類設定することができます。これにより、大量のSKU管理して、色のサンプルの精度を向上し、製品概要を簡単に見える化することができます。

3.品ぞろえを見える化して、チャンスを簡単に特定

包括的なPLMを使えば、品ぞろえ全体を一目で確認することができ、クリック一つで簡単に関連情報にもアクセスできます。全体を可視化することで、製品ミックスをしっかりと理解して、どこをより深堀りすべきか、投資すべきかを把握することができます。このように製品の状況を把握することで新製品開発を強化し、製品ラインを拡張すべきか、機能の拡張(同じカテゴリの製品にメリットや機能を追加)を行うべきか、新規市場や既存顧客に向けに今ある製品の改良を行うべきかなどを判断することが可能になります。

4. 販売データや市場データの把握

新商品開発において、イノベーションが占めるのは半分だけで、新製品がリリースされるたびに、このリリースの裏側で起こるストーリーがあります。製品の性能を理解することは、将来のイノベーションを微調整し、改善するための鍵になります。このプロセスでは、“新製品によって、既存の人気商品の売上を減らしてしまっていないか?”、“この製品をリリースするために、どれだけのコストがかかったのか?”といった疑問を投げかけることが重要です。PLMで精度の高いデータを管理し、簡単にアクセスできるようにすることで、次のステップに進むことが可能になり、業績やコスト、売上に基づいて、次にどんな新製品を開発すべきかを導き出すことができます。PLMに保存された履歴を確認することで、Bluetoothのスピーカーに装飾を追加すべきか?ヘッドホンのラインにメタリックな色を加えてアップグレードすべきか?など、方向性を決定することが可能になります。

まとめ

イノベーションやNPDに必要なのは、“わかった!”というひらめきだけではありません。ポートフォリオの成長を強化するための戦略的なイノベーションのためには、精度の高いデータを使って次のステップを導き出すことが重要です。現在のデータ力をチェックする際には、“イノベーションに注力すべき分野を決定する際に、データの分析を行っているか?”、“イノベーションを正確に測ることができるか?”など、基本的な質問を投げかけてみましょう。家電企業向けCentric PLMとQMSは、イノベーションを強化するだけでなく、戦略的にNPDの目標を設定し、成長を最大化するためのサポートを行うソリューションです。

 

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