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化粧品ブランドをサポートするCentric PLM

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化粧品業界では、年々スピード感が加速しており、その傾向は高まるばかりです。シェアの奪い合いや競争も激化しており、その中で生き残るためには、新商品をスピーディーにリリースすることが鍵となります。

コストを抑えながら、イノベーションを実現して、スピーディーに商品化するために、Centric Software の PLM システムは、業務をどのようにサポートできるのでしょうか?

コミュニケーションを最適化して、ミスや無駄を排除

デザイン、MD、企画、商品開発、商品テスト、調達、清算、販売の様々な部門間で、商品の詳細や変更についてやり取りするのは、時間がかかりミスも発生しがちです。社外のサプライヤや工場も加えると、やり取りはさらに複雑になります。

商品データが様々なドキュメントやExcel、メールでバラバラに管理されている状況では、サプライチェーン全体でイノベーションを実現し、品質やデザイン、パッケージ、コンプライアンスへの対応状況を正しく管理することは、非常に難しくなります。

クラウドベースで導入後すぐに使える Centric PLM を使えば、商品に関する情報を集約して管理することができ、ミスややり直しをなくして、部門間の連携を強化し、社内外のコミュニケーションを最適化することが可能です。誰もが精度の高いリアルタイムの情報に簡単にアクセスできるため、推測に基づいて判断する必要もありません。

商品開発や生産を短縮し、新商品をスピーディーにリリース

新商品をスピーディーにリリースするためには、開発や生産にかかる時間を短縮する必要があります。化粧品は、消費者の心を捉えるニッチで斬新な新商品が活躍できるマーケットですが、意思決定に時間がかかったり、計画やテスト、商品開発で遅延が発生すると、リリースが遅れ、発売できなくなることもあります。

PLMシステムズ社のゼネラルディレクター Alberto Codrino は「ファッション業界と同じく化粧品業界でも、リードタイムを削減してより多くの商品をスピーディーにリリースすることが求められています」と話します。

PLM を導入すれば、より効率的に計画を立て、早い段階で課題に対応することが可能になります。そしてスケジュールを立て、ワークフローを確立することで、スタッフ全員が適切に業務を進めることができます。さらに Centric PLMと連携するモバイルアプリやタッチ操作で使えるVisual Innovation Platformを使えば、ミーティング中や移動中に、商品のアイデア作成から、計画、リリースまで、情報をビジュアルで確認することもできます。

イタリアをリードするコスメブランド KIKO のブランドゼネラルマネージャーHeike Linneman氏は、新商品のリリースをサポートする Centric PLM について「PLMにすべての情報を集約し、マイルストンを明確にして管理できることころが、気に入っています。販売関連の情報と技術情報がすべてそろっているかを確認し、リリースをつつがなく進めることができます」と話しています。

パッケージを最適化して、無駄やコストを削減

パッケージは、化粧品の重要な要素の一つです。パッケージの中でも、特にプラスチックを削減することへのプレッシャーが高まる中で、コスメブランドも対応を求められていますが、これについてもCentric PLMがサポートすることができます。

Centric PLMを使えば、商品ライフサイクルの一部として、パッケージを管理することができます。デザインデータや開発の詳細、サスティナブル認証を受けた素材のデータを管理したり、調達先の詳細比較や見積を保存し、無駄を最小化してパッケージを最適化することが可能です。素材を効率的に管理し、一商品あたり数グラム削減するだけで、全体で大きなコストを削減することができます。

KIKOの調達部門マネージャーGianluca Lupi氏は、プロセス全体で商品開発コストの最適化をサポートするCentric PLMについて、「Centric PLMを使うことで、開発中の商品のコストに関する情報をまとめて管理し、関連するスタッフ全員に共有することができます。サプライヤからの見積りをまとめて管理することで、様々なシミュレーションを行って、利益を最大化するために最適な組み合わせを選ぶことができます」と語っています。

スタッフの数を増やさずに、コンプライアンスに対応

コスメブランドは、法令違反やリコールで売上やブランドの評判に悪影響を及ぼさないようにするために、様々な基準に対応することが求められます。基準が年々増え続ける中で、商品を販売する国も増えると、ラベル表示や価格、パッケージ、サステナビリティなど多くの基準に対応しなくてはなりません。

この状況に対応するために、コスメブランドでは基準やテスト、品質、サプライヤの認証状況を管理するための人員を増やしたり、管理を簡単にするためのシステムに投資したりしていますが、Centric PLMを使えば、テストや工場、監査、コンプライアンスに関する情報を一ヶ所にまとめて、リアルタイムで最新の情報を確認することができます。フィールドテスト、品質管理、工場監査用のモバイルアプリを使えば、テストや監査を実施している間に、すぐにフィードバックをPLMに入力することができるので、紙を使って管理するのと比較して、ミスや遅延を減らすことが可能です。

また新しい地域にビジネスを拡大する場合、Centricのローカライズ機能を使えば、商品開発は全体で行いながら、地域に合わせて各商品をローカライズすることができるので、地域ごとにすべてを一からやり直す必要はありません。

未来を見据えて

業界が複雑化して、プレッシャーが高まる中で、コミュニケーションを最適化して、イノベーションを加速し、新商品をスピーディーにリリースして競合より一歩先を行くために、PLMに投資する企業が増えています。