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Centricの販売計画モジュールを活用して、売上をアップする方法

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多くの企業が、ニーズに合った商品をいち早く市場に投入するために四苦八苦しています。デザイナーや商品開発、調達の担当者のスキルがいくら高くても、コレクションに関する情報をすべて分析し、スタッフ全員が最も優先度の高い商品やタスクに効率的に取り組めているかを確認することはできません。

Centric の販売計画モジュールは、商品のコンセプト作りからその商品を販売するまでのプロセス全体をつなげる役割を担います。

Fancy Crave

現実的なプランニング

販売計画モジュールは、コストなどの財務データを含むコレクション準備機能と連携するので、デザイナーや商品開発担当者、バイヤーが、自分たちの選択に合わせて、コレクション計画や、利益の目標値、実際の利益などを、リアルタイムで把握することができます。Centric PLM のリアルタイムのデータを使えば、開発中の商品やラインが、当初の計画通り、販売や利益などの目標値を達成できるかを確認することが可能です。

さらに、販売計画の担当者が、特定の価格帯の商品を増やしたり、既存の商品をリニューアルして新しいチャネルで新価格で販売するなど、様々なパターンの計画やシナリオを用意して、どんな影響が出るかをシミュレーションすることができます。商品開発や生産に関しては、バイヤーが調達価格の違いによって、商品の利益にどのような影響を及ぼすのかを把握することが可能です。

Centric Software blog image

販売予測

販売計画モジュールを使えば、現実的な販売予測を立てることができます。”現実的”というのがポイントで、PLM に情報を集約してリアルタイムで変更を管理できるので、信頼性の高いデータを使って、精度の高い予測をすぐにはじき出すことができます。すべてのデータを PLM で管理しているので、今後の計画や過去のシーズンのデータと併せて、最新の実データも扱うことができます。

Clark Street Mercantile

完全な見える化

最上位レベルにあたる経営層は、各シーズンの数字を集計した全体像を確認したり、部門やラインなどカテゴリー別にドリルダウンして、細かい内訳を確認することができます。一方で、商品開発や過去のシーズンの売上分析など、細かいタスクを行う現場の人たちもいます。

販売計画モジュールで様々なビューを作成することで、堅実で現実的な財務計画を作ることが可能になります。計画をブラッシュアップして実行に移した後は、計画通りに進めるために、調整やサポートが必要な部分を確認することもできるのです。

マルチレベルの計画

経営層が策定する戦略的な計画は、年間の売上やビジネス全体の達成目標にフォーカスしています。販売計画モジュールは、上位の目標を商品の販売計画におとしこんで、部門やチャネル、店舗ごとの目標値を設定するためのサポートを行います。画面上では、カテゴリー計画やライン計画、各商品のデータに分割して、わかりやすく表示されます。

商品開発がバラバラに行われていて、社内で様々な情報やデータを集めながらラインを作り上げているの状況では、トップダウンで降りてくる情報や現場の情報、履歴情報や分析結果など、様々なデータが混在することになります。ビジネスを正しく管理するためには、データ管理が肝となります。だからこそ、販売計画モジュールが必要なのです。

わかりやすいカスタマイズビュー

販売計画モジュールのビューでは、KPIを色別で表示するので、コストを超過や実績が計画満たないアイテムを一目で把握することができ、問題をいち早く把握して対応したり、計画を修正したりすることができます。また変更追跡機能を使えば、過去の履歴を確認して、いつ誰が何をしたのかも把握できます。

ビューは、Excelのようなフォーマットで、担当者や部門に合わせて簡単にカスタマイズすることができます。そしてグラフや表を作成して、他の人と共有したり、PDF形式でエクスポートすることも可能です。販売計画モジュールを使って、最新のデータに基づいたわかりやすいレポートを作成し、即座に判断を下すことで、売上や業績を改善するためのアクションをとることができます。

他のシステムとの連携

販売計画モジュールは、Centric 8 PLMやモバイルアプリと連携しており、社内の他部門やサプライヤがデータに変更を加えれば、その変更が即座に反映されます。リアルタイムのデータにアクセスできることで、常に最新の計画を立てることができるので、大きなメリットになります。

多くの場合、PLMはERPシステムとも連携が必要で、物流や在庫管理、ビジュアルマーチャンダイジングシステムとの連携が求められることもあります。Centric PLMは、これらのシステムともスムーズに連携して、リアルタイムでデータを共有できるので、注意が必要な商品やラインを簡単に把握することができます。

まとめ

業績改善のためにすばやく対応するには、精度が高い最新のデータが必要です。販売計画モジュールを使って、事前に詳細に至る計画を立て、データを様々な角度で分析することで、販売や利益に影響を与えかねない問題の発生を防ぐことができるのです。